環境問題・エコロジー講演会/宮崎学

環境問題/エコロジー講演会講師の依頼はmiyazakigaku.net



間違いだらけの環境問題 〜目ウロコなエコロジーの話〜

環境とは、環の境と書く。

続けて読んでしまうと分からないことだらけでも、それぞれの持つ「環」と「境」を探れば、思いのほか新たな発見に気づかされるものだ。



この2枚の写真が、まったく同じ場所と気づく人は少ない。

わずかな時間で、自然界は急速に変化していることに私たちは早く気づかなければならないだろう…。


左の写真のような風景を見慣れている現代人には、右のように伐採されると「自然破壊」だと思うだろう。

しかし、自然界はそんなにヤワではない…。


たった一ヶ月で、この「けもの道」をツキノワグマがこんなにも歩いた。

体つき、顔つき…、いろんな個体のいることに気づくだろう。

それなのに、ここをツキノワグマが歩いていることなんて、現代人の誰ひとり気づいていない…。


遊歩道を、ハイカーが歩いてきた。

小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、木々からのフィトンチット…

みんなみんな、気分爽快そのものだ。


その遊歩道は、ツキノワグマにとっても気持ちのいい散歩道。


子供たちも、自転車で遊歩道にやってきた。

誰ひとりとして、ここをツキノワグマが歩いていることなんて知らない…。


人里へ出てきたツキノワグマを捕獲して、お仕置きしてから奥山へ放す。

しかし、日本には奥山なんてない。

放されたクマは、数時間で元の場所まで戻ってくるから「学習放獣」は無駄なこと。

この母グマは、2度捕獲されたことを耳の標識で示しているが、こうした人間の行為が「手負いグマ」にならないことを祈るのみ、だ。


東京は渋谷の駅前。

信号待ちする歩行者を横目に、ドブネズミたちは今日も元気にお仕事。


都会のネズミには、すでに殺鼠剤が効かなくなっている。

世代交代の早いネズミだからこそ、毒をクリアーできる強みがある。だから捕獲は、こうした粘着シートが効果的。


東京都内の繁華街を歩いていたら、深夜アライグマにであった。

北米原産のアライグマが、すでに都内に潜伏していることを物語っていた。


限りある資源は、大切にしましょう!


ヤブカには、人間の血液が絶好な餌づけ…!


オオモンシロチョウというヨーロッパ原産のモンシロチョウが10数年前から日本にも上陸。

大量発生して、ときには農作物に甚大な被害をだしている…。




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